まもなくお盆(新盆)の季節です
2021年06月03日
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場所名
さくらホール立石(東京セレモニー)
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住所
東京都葛飾区立石7-1-10
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日時
令和3年8月中旬まで販売しております
~ お盆と提灯のご案内 ~
月日の流れは早いもので、お盆をお迎えする頃となりました。新盆には白い御提灯をご自宅でお求め頂きます。そして、柄物の御提灯は、御親戚、御友人の方々にお供えしていただきます。しかし、近年その傾向が薄れていく方向にあり、ご家族で柄物提灯を購入する方も増えてきております。
「お盆」お盆は盂蘭盆会(うらぼんえ)という仏教の教えと、日本古来の御先祖を敬う心がひとつになった夏の御霊祭りで、先祖の精霊(御先祖様の霊)をお迎えして供養する大切な行事です。一般に7月13日から16日までの期間をいいます。また、旧盆(旧暦)の8月13日から16日までとする地域もあります。
「提灯を贈る」新盆のお宅には、古くから親戚や子供、親しかった友人から故人の精霊を華やかに迎え慰める供養の意味で「盆提灯」を贈りお迎えする習慣が古くからあります。
盆提灯の数は周囲の方から故人がいかに慕われていたかを示すもので、故人に対する感謝の気持ちをこめて6月末~七夕頃に贈ります。(進物用の提灯は絵柄の入ったものです)
「施主の提灯」御先祖様が迷うことなく家へお迎えできるよう、白提灯をお飾りします。盆提灯には軒先に下げるものや、お仏壇のそばに飾るものなどがあります。
故人の初めてのお盆を「新盆(初盆)」といい、普通のお盆よりお飾りやお供えを盛大にします。また、白い提灯を飾るのが正式です。新盆用の白い提灯は施主の家で用意するもので、お盆の後(送り火)に燃やします。
「お盆の準備」関東地方では、一般に精霊棚(現在では座卓などを用いる)を設け、お位牌をおき、お線香、供物(旬の果物や、野菜、素麺、故人の好物など)をお供え、お花(盆花)を飾り、棚のうえに茄子の牛、胡瓜の馬(※1)を作ります。
そして、親戚や知人から贈られてきた提灯、施主の用意した白提灯を飾ります。
※1 牛と馬⇒お盆には先祖の魂が馬に乗り、牛に荷物を背負わせて帰っていくという言い伝えがあります。
「提灯のお返し」提灯をいただいた方に、涼しげな素麺や水羊羹などをお返しされる方が多くなりました。
「お盆の行事」
7月1日
釜蓋の朔日(ついたち)よみの国の扉が開く日。精霊が里帰りをするため、旅立ちます。
提灯を飾りはじめます。12日までに、仏具や御先祖の霊に供える食器を洗って準備をします。また、お墓の掃
除に出かけます。
12日
盆花を採取する日
13日
お盆入り「精霊棚」のお飾りを済ませます。可能な場合は、午前中にお墓参りに出かけます。迎え火(※2)
・夕方、迎え火を焚き、盆提灯に火を入れ、精霊が迷わないよう静かに待ちます。
・お盆の期間中、白提灯は仏壇前に飾っておきます。
・一般的に、精霊が滞在中にご住職を招いて読経をしていただきます。
16日
送り火(精霊流し)(※2)
・ 16日の夜(夕方)、送り火をたいて精霊をお送りします。白提灯は一回限りですので、送り火の際に一緒に燃やすケースが多いようです。
※2「迎え火・送り火」⇒素焼きの皿(ホウロク)に麻幹(おがら⇒麻の皮をはぎとった茎を乾燥させた物)を焚きます。<地域によって異なる場合がございます>
「お盆とお中元」
中元は、中国の1月15日を「上元」7月15日を「中元」10月15日を「下元」とする「三元」からきたもので、天の神様を祭る日でした。元は、初めを意味する区切りの日。日本では、中元がお盆にあたります。この頃は畑作物の採り入れが終わり、米の見込みがたつ時期です。お盆は、神様、田畑を耕してきた先祖に対して、その収穫の感謝の意味で麺類や乾物などの食物をお供えしてきました。そして、農耕の労を癒し、神様と先祖の精霊を迎え、慰め、豊作を願うため盆踊りが行われてきました。(盆の帰省、盆踊り、里に「中元」を贈る習慣として続いています)
江戸時代になり、商いが盛んになってくると、正月と盆・中元の2回が決算期だったことから、この時期に品物を贈るようになりました。「お中元」は時代とともに盆の行事といっしょになって、お互い贈り物をする習慣として、今日のように暑中見舞いを兼ねて贈り物を贈るようになりました。
喪中のお宅には、一般的に「中元」ののし紙を掛けた進物は慎み、故人に対する感謝の気持ちとして、「盆提灯」を贈りする習慣が古くから有ります。
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