『副葬品』について
2020年10月12日
故人と一緒に埋葬されるものを副葬品といいますが昔と現代では少し意味合いが変わっています。
昔はあの世での生活に困らないようにと納められたり、または権力者の場合はその地位に相応しいとされる金銀財宝が埋葬されたものでした。
現代での副葬品の意味合いとしては火葬が大前提となっておりますので、お墓に一緒に入れるというより、棺の中に入れて故人を送り出すという考え方になっています。
出棺前に別れ花を手向ける「お別れの儀」や故人を棺に納める「納棺の儀」など、故人に向けて、思い出の品や写真、手紙、生前故人が好きだったものを入れます。
ただし、なんでも好きに入れていいわけではありません。
火葬の際、公害となってしまうもの(ビニール製品(ハンドバック・靴・玩具)
化学合成繊維(衣類・寝具・敷物など)
発泡スチロール製品(枕・緩衝剤パッキンなど)CD・ゴルフボールなど
可燃性であっても燃焼の妨げになってしまうもの
果実・野菜(西瓜・メロン・カボチャなど水分の多いもの)書籍(辞書・アルバムなど厚みのある書籍類)大型繊維製品(衣類の納め過ぎ、大きなぬいぐるみなど)
また特に注意が必要なのはカーボン製品です。軽くて丈夫な素材で、釣竿、テニスラケット、ゴルフクラブ、杖などによく使われています。これらは火葬炉を傷める重大な原因となりますので、副葬品として入れることができません。
これらはあくまで一例ですが、東京セレモニーでは環境に配慮しつつ、ご遺族様が出来るだけご遺骨を綺麗な状態で収骨していただくため、責任を持って副葬品のご案内をしております。
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